バイクの電球をLEDに交換する方法や費用や相場

バイクのヘッドライトに取り付けられている電球は、ハロゲンタイプのものが多いのですが、LEDの電球に交換したいと考えている人もいるでしょう。LEDは、消費電力が少ないためバッテリーの保護に役立ちますし、発熱量も少ないのでライトユニットの熱によるダメージを軽減することもできるというメリットがあります。しかし、実際に交換する場合は、その方法や費用相場などが気になるところです。

まずLED電球への交換方法については、基本的には元々取り付けてあるハロゲンタイプの電球と取り換えるだけで済みます。具体的には、エンジンがむき出しになっているネイキッドタイプのバイクの場合、まずヘッドライトユニットや内部の防水ゴム、金具などを取り外すことが必要です。そして、元々の電球を引き抜いて、LED電球を取り付け、先ほど取り外したヘッドライトユニットなどを元に戻したら完了です。ただし、交換するLED電球に関しては、交流の電気では使えないものもあることに注意する必要があります。バイクの電気には交流と直流のものがあるため、バイクが交流の場合に、直流しか対応していないLED電球を取り付けても機能しません。ですので、バイクの電気がよく分からない場合は、交流直流兼用の電球を用意すると良いでしょう。

LED電球への交換費用は、自分で取り付ける場合と、バイクショップに依頼する場合とでは変わってきます。まず自分で取り付ける場合は、1500円～1万5000円程度というLED電球の代金のみで済ませることが可能です。一方、バイクショップに依頼する場合は、電球の代金にプラスして工賃が発生します。工賃については、ネイキッドタイプの場合は6000円程度ですが、作業の手間がかかるスクータータイプになると1万4000円～1万8000円程度になります。