バイクヘルメットのシールドの選び方とは
バイクに乗るのなら、大型や中型に関係なくヘルメットを被らなければなりません。ただし、ヘルメットに取り付けるシールドに関しては特に決められていないので、なくても構わないでしょう。とは言っても、一般道を六十キロで走行したり、高速道路を走ったりするならヘルメットにはシールドが必要不可欠です。なぜなら、前を走る車やバイクが跳ね飛ばした小石などが、顔に当たる可能性があるからです。一見すると小石程度なら問題なさそうですが、場合によっては車のフロントガラスを割ることがありますから、油断してはいけません。
しかし、万が一小石が飛んできたとしても、ヘルメットにシールドがあれば、直接目や顔に当たるのを避けられるのです。ただ、バイクにのって間もないと、どのようなヘルメットシールドが良いのかわからないといった人は少なくありません。そのような時は、よく走る道路事情に合わせて購入すると良いでしょう。まず一般の道路を走行しているなら、スモークタイプを選ぶのが無難です。表面には薄いグレーのカラーリングが施されていて、日光やアスファルトの照り返しがあっても気になりにくいです。
中にはミラータイプと呼ばれるシールドがあり、これはスモークタイプよりも光をより遮断できます。注意点として、夜間はもちろんのことトンネルなどをよく利用する場合、視界が確保できにくくなるという点です。そのため、ミラータイプは昼間にしかバイクにのらないという人に向いています。また、外気温に左右されないシールドがあり、これなら雨や冬場でもシールドが曇りにくいため安全に走行が可能です。他にも、日焼けを防ぎたい、目の保護をしたいなら、紫外線がカットできるシールドを装着しておくと良いです。