中型バイクで人気のアメリカン
アメリカンバイクの最大の魅力といえば、スポーツバイクにはない重厚感と迫力にあるでしょう。アメリカンが好きでも、大型バイクは少し大き過ぎるという方や普通自動二輪免許を持った方から人気を集めているのが、250ccや400ccの中型バイクです。その中でも特に注目されている中型バイクがいくつかあります。
まず250ccでは、ホンダのマグナ250が挙げられます。安定性に優れていて、アメリカン初心者でも充分に楽しむことができます。また、純正マフラーの音が良いのでマフラーカスタムの必要がない所も特徴です。
もう一つは、ヤマハのドラッグスター250です。フォームの美しさはピカイチで、こちらは400ccと共に絶大な人気を集めている、日本製アメリカンバイクの代表格となっています。400ccになるとボディも一回り大きくなり、さらに迫力が増します。400ccの人気車種では、ホンダのシャドウがランクインしています。こちらは車体が大きくずっしり感がある上に、ボディラインがとても渋い所が人気です。ただし、2008年に生産が終了しているので、今では中古車市場でしかお目にかかれない貴重なバイクとなっています。スズキのイントルーダー400クラシックも400ccとは思えない程大きく、その迫力は圧倒的です。見た目がカッコいいだけではなく、操作がしやすい素直なバイクであることも選ばれる理由の一つです。
そして、忘れてはならないのがカワサキのエリミネーター400です。エリミネーター250ccと同様にパワーが大きく、走行スペックはトップに君臨しています。車体が軽めで加速性能に優れているので、軽快なライディングを楽しむことができます。根強いカワサキファンがエリミネーターを求めてアメリカンに辿り着くほど、独特の世界観と魅力を持ったバイクです。
中型のアメリカンバイクが好きなバイカーの多くはハーレーに憧れを抱いています。資金面や大型バイクの免許がなくハーレーオーナーにならない方は多いでしょう。 いつかはハーレーのオーナになりたいという方は、ハーレー専門サイトのみんなのハーレーに書いてある内容を理解してください。みんなのハーレーはパーツメーカーのことやカスタムのやり方などバランスよく書かれています。特にバイクのカスタム初心者に読んでほしいと思える内容です。
大型バイクで人気の輸入車 BMW
日本にはホンダやカワサキなどの有名な大型バイクメーカーが存在しますが、大型バイクは国産車だけでなく、輸入車も広く人気があります。輸入車の大型バイクの中でも日本のファンに特に人気があるのが、BMW社製の大型バイクです。
BMWの大型バイクの代名詞とも言えるのがS1000RRで、製品の発売以来、本国のドイツや日本のみならず、世界中のバイクファンに愛されているオートバイです。BMWがS1000RRを発売したのは2009年のことで、もともとはスーパーバイク世界選手権に参加することを目的にして設計されました。スーパースポーツタイプの大型バイクで、走行性能が非常に高いのが特徴です。
S1000RR以前にも、BMWは大型バイクを生産していましたが、それまでの同社製の大型バイクとは大きく異なった特徴を持っているのがS1000RRです。サスペンションやエンジン、チェーン駆動などもスーパースポーツタイプのオートバイにふさわしいスタイルに変更されています。レースでの走行を想定して、ABSもレースに適したものになっています。オートシフターやロッカーアームも装備されていて、レース場を走行しているような走りを楽しむことができるオートバイです。
日本でS1000RRの販売が開始されたのは2010年からで、プレミアムラインとアクティブラインの2種類の製品を選ぶことができました。プレミアムラインにはトラクションコントロールシステムなどが標準で装備されています。
日本で販売されているS1000RRは、ヨーロッパで販売されているS1000RRとは一部スペックが異なっていますが、これはヨーロッパと日本の法律の違いによる影響です。日本で販売されているS1000RRは、騒音の規制に適合できるようにするために、最高出力が115kWに変更されています。一方、ヨーロッパ仕様のS1000RRの最高出力は142kWです。最大トルクも日本仕様が110Nmなのに対し、ヨーロッパ仕様は112Nmになっています。日本仕様のS1000RRは、騒音が気になる人も安心して乗ることができるのが魅力です。